遠州の空っ風
2009年12月 8日 やま | コメント(2)
今日は 遠州名物空っ風” のお話しです。
静岡県西部の地域で冬に吹く強い西風と言えば「遠州の空っ風」
この空っ風の出発点はシベリア大陸。西高東低の冬型の気圧配置になると、
高気圧から流れ出す北西からの冷たい風が強まります。
この風が日本海を渡って、日本にやって来ます。
静岡県西部だけ風が強いのは、西部には北側に高い山がないため、
日本海側からの風が流れ込みやすいからです。
空っ風の主なルートは日本海から岐阜県の関ヶ原周辺を抜けた風が
愛知県内を通って静岡県西部にやってきます。
この遠州の空っ風は冬型の気圧配置がゆるんでくる3月ころまで吹き抜けます。
また、浜松市は年平均気温 15.7度と、年較差があまり大きくない温暖な気候です。
年間日照時間は2.132時間と長く、全国トップクラスの日照量を誇ります。
年間降水量は1.880㎜前後で夏期に多く、冬の積雪はほとんどありません。
この冬の時期に西寄りの季節風が強いことが特徴です。
この西寄りの季節風が ”遠州の空っ風” と呼ばれるものです。
さて、この空っ風が吹き始めるのを待っいるのが、小判チャンです。
それは、「干し芋」 作りのためです。 「干し芋」作りにはこの空っ風と太陽が必要です。
この浜松地方はまさに「干し芋」作りには最適な土地柄なのです。
遠州の空っ風と太陽で
美味しい、美味しい小判チャン「干し芋」
が出来上がります。
コメント(2)
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遠州も空っ風なのですね。
空っ風はつらいですが、おいしい干しいもは
太陽と空っ風が作るのですね。
干しいもは子どものころによく食べました。
大好きななつかしい味です。
"おーりーあばさん”さんコメントいつも有り難うございます。
そうなんです、空っ風は「つらい」です。
体感温度が下がり、より寒く感じます。
でも住めば都、空っ風が少ないと、「変な感じ!」です。
干し芋にはこの空っ風がいいのです。
太陽の恵みも一杯です。